アフターエフェクトはじめの一歩 キーフレーム篇①

アフターエフェクト技術

本日はアニメーション作りのまさに「カギ」キーフレームについて説明したいと思います。

キーフレームとは何か?

基本的に複数セットで使うものなのですが、
例えばタイムライン上1秒のところでキーフレームを設定し、
画像のスケール(大きさ)を100とします。

同じように2秒のところで200とします。



そうすると、1秒と2秒の間を勝手にアニメーションでつないでくれます。


素晴らしい!


このキーフレームという機能は今や多くのソフトやアプリで導入されてますね。


アフターエフェクトなどの高機能なソフトはほとんど全てのパラメーターにキーフレームが打てます。(たまーに例外があります)


あなたの見たどんな素晴らしいモーショングラフィックス作品もこのキーフレームの巧みな組み合わせによって作られていると言っていいです。


では、実際にやってみましょう。

キーフレームの設定方法

新規コンポジションを作ります。設定は適当でいいですが、
デュレーションだけ5秒くらいにしておきましょう。

新規コンポジションの作り方はこちらを参照


何かお手元の素材をタイムラインにドロップします。
何もなければテキストでもいれおけばOKです。


ローカルフォルダからドロップした場合でも、
タイムラインに配置され、プロジェクトパネルにも読み込まれた状態になったことが分かります。
この方法は時短になりますが、プロジェクトパネル内がゴチャゴチャするので、
時々整理したほうがいいですね。


そしてタイムラインで今、配置した素材の名前の左のほうにある小さな三角形をクリックします。
更に出てきたトランスフォーム横の三角形もクリックして下さい。


では、出てきたパラメーターのいくつかにキーフレームを設定していきましょう。

まずはスケールの左にあるストップウォッチマークをクリックします。


クリックした瞬間、キーフレームが設定されたことが分かります。

キーフレームは初期設定だとこんな感じだよ


その状態で3秒のタイムに移動し、スケールを50といれてみましょう。
このように、ストップウォッチマークがONの状態だと、
数値を変更するだけで勝手にキーフレームが設定されます。

再生してみるとアニメーションしていると思います。


これを応用して、回転や不透明度にもキーフレームを入れてアニメーションさせてみましょう。


回転しながら小さくなって消えていくアニメーションが完成しました。


このようにいろいろなパラメーターに同時にアニメーションを設定をすることで、
オリジナリティのあるアニメーションを作っていくわけですね。


今回はここでお疲れ様でした!次回はこの続きを書きます。

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