今回はおすすめエフェクト解説・カラー補正篇を書いていきます。
アフターエフェクトの使い方を書きながら、
ここまでエフェクトについて触れずに進んできました。
おもしろくなかったですよね?
すみません。
今回から書いていきます。
AftereffectsCC2021において、
カラー補正の項目だけでもざっと
35種ものエフェクトが最初から収録されています。
しかし、もう20年も前から存在しており、
役割を終えているようなものも残っておりまして
最近はじめた方にとっては紛らわしいですね。
実際、同じような効果が出せるエフェクトが複数混じっています。
自分が使いやすいものを使えばよいのですが、
僭越ながら、その中からおすすめエフェクトを4つ紹介します。
レベル補正
ド定番のレベル補正ではありますが、
エフェクトをかけて5秒あれば明るさを整えられるので、
やはりオススメです。
もっと細かく調整するにはトーンカーブのほうが良いですが、
レベル補正でヒストグラム(色を波形で表したもの)を見ながら調整できるので、
直観的に使いやすいと思います。
真ん中のマーカーを左に動かすだけで逆光の映像がこれだけ見やすくなります。
やりすぎるとノイジーになるので注意!
色相/彩度
これも定番のエフェクトではありますが、
色彩の統一にチェックをいれることで、ワントーンの映像が簡単に作れるのが好きです。
トライトーンでも似たことができますが、
数値を見ながら調整できる点で色相/彩度が使いやすい感じがしています。
他のカラーへ変更
特定の色域を選択して他のカラーへ変更できます。
微調整が結構難しいのですが、時々、これしかない!という感じで役にたちます。
色を変更エフェクトでもほぼ同じ効果が得られます。
Lumetriカラー
これは紹介せざるを得ないエフェクトです。
本来LUTと言われるカラーグレーディングプログラムを適用するためのエフェクトですが、
LUTを使わない場合でも、
あらゆる色補正&調整効果をつけることができます。
Aftereffectsの標準エフェクト最強というか、
他のエフェクトの立場がないです。
難点としては仕様が細かすぎるため扱いが難しく、
ここまでする必要がない場合も多々あることでしょうか。
しかしこだわり派の方にオススメです。
調整項目が盛りだくさん!
さいごに
いかがでしたか?
他にもコロラマやレンズフィルター、色抜きなど
使いどころによって面白いエフェクトも多々あります。
アフターエフェクトのようなソフトの場合、
他の会社がエフェクトのみを販売しており、
それを導入してさらにハイクオリティのものを表現することができます。
代表的なもの言えばフラッシュバックストアですかね。
このあたりは別の機会に説明したいと思いますが、
参考のリンクだけ貼っておきますね。
いろいろ試しながらやっていきましょう。
では、お疲れ様でした。
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